海外移住に少しでも興味を持ち始めた人は、どこの国が移住しやすいかを探し始めているのではないでしょうか?
当メディアでは、これまで世界の様々な国に移住をしたことがある人たちを取材、研究してきました。
本記事では、以下の内容を解説します。
日本人にとって移住しやすい国を探すには、以下の条件を見ることで分かります。
本記事の移住しやすい国ランキングも、これらの10個のポイントを加味して決めました。
各項目の解説は、以下の記事でまとめています。詳しく知りたい場合は参考にしてください⇣
では早速、日本人が海外移住しやすい国をランキング化していきます。

ヨーロッパ=物価が高いというイメージがありますが、ウクライナでは物価が安くビザに関しても優遇されています。
ビザなしでも90日間滞在ができ、延長も可能です。
英語が比較的通じやすいのもメリットです。
日本から遠いため、気軽に日本に帰国ができないことと、治安にやや不安が残るのが減点ポイントです。
*2022年3月に始まったロシアによるウクライナ侵攻の影響で、しばらくウクライナを訪れるのは難しくなりそうです..

食事も美味しく、物価も安いので過ごしやすい国です。
日本語が第二言語としてカリキュラムに入っている学校もあり、かなりの親日国です。
そんな理由から、日本で働くベトナム人の人数も年々増えています。
英語が通じないので、現地の人とのコミュニケーションが取りにくいという点が減点ポイント。

ノマドワーカーが多いタイです。
物価、食事、現地の人柄、気候などバランスが取れています。
観光ビザでは、入国から60日の滞在が可能。入国後は1回だけ30日の滞在期間延長ができます。
長期移住の場合は、ノンイミグラントと呼ばれるビザがあり、種類が豊富です。(別記事で解説します..)
タイもベトナム同様、英語が通じにくいのが減点ポイント。
最初は移住生活に新鮮味があるかも知れませんが、コミュニケーションの対象が日本人ばかりにならないように注意するといいでしょう。

経済成長率が高いマレーシアですが、まだ物価は安く生活コストを抑えることができます。
また食事、環境などの要素を考えてもバランスが取れている移住先と言えるでしょう。
首都のクアラプール周辺に住もうとすると、家賃が8万くらいになり高くなります。
強いて言うなら、英語は伝わりますが、マレー語が混じった独特の英語であるというのが減点ポイント。

セブ島留学で人気を集めているフィリピンが1位です。
特にキレイなアメリカ英語が伝わるのは、語学を磨く上でも、現地の人とコミュニケーションを取る上でも大きなメリットです。
また、フィリピーノ・ホスピタリティーと呼ばれるほど、フレンドリーで周りを助ける気質が備わっている人が多い国民性です。
こんな理由から私も、フィリピンでの移住を決めました。
また、観光ビザだけで3年も滞在できたり、35歳から取れるリタイアメントビザ(永住権)もあったりと、ビザ面でも優遇されています。
»参考:【完全網羅】フィリピンで移住するのに必要なビザ9種類を解説|滞在のタイプ別に紹介
そして、現地就職支援会社への聞き取りによると、日本人の求人は日々増えており、IT業界を中心に給与水準が上がっているとのことです。
あえて減点ポイントをあげるとすると、食事が他のタイやベトナム、マレーシアほどは有名ではない点です。
とはいえ、現地には日本食含めた沢山のレストランがあるので片田舎で移住しない限り心配の必要はありません。
フィリピンの医療事情ってどうなんだろう?という方は、以下の記事で詳しく解説しました⇣
ここまで、海外移住しやすい国ランキングをお伝えしました。
興味が持てそうな国はありましたでしょうか?
最後に、今後海外移住する人が増えるであろう理由をから説明します。

日本は、誰もが知る超高齢化社会に突入しています。ここから読み取れることは以下の通り。
さらにコロナ不況の影響も受け、しばらく経済が縮小傾向になり国民の税負担が大きくなっていきます。
変えようのない事実ですね、、
その結果、生活コストを見直す人が増え、物価が安くて過ごしやすい東南アジア方面を生活の生活の拠点とする人が増えると考えられます。
コストを抑えるための田舎移住は既に人気を集めていて、コロナが落ち着いた頃には海外に出る人も多くなるでしょう。

社会構造上、日本を離れる人が多くなる理由があります。
グローバル化の加速で、英語が求められるようになり、学校教育も変わってきています。
そんな中、オンライン英会話を利用してスキルアップを目指している人が増えています。
その結果、学んだ英語を活かして、移住にチャレンジしたり、海外ワーケーションにチャレンジする人も増えていくでしょう。
また手に職のあるITエンジニアやデザイナーなども移住しやすい環境になっています。
ワーケーションって何?という方は、以下の記事で解説しました。⇣
また、老後の生き方を見直したり、もっと残りの人生を楽しく活動的にする世の中の動きもあります。
(参考:シニアライフデザイン協会)
そんな行動力のあるシニア層が、海外移住をすることは十分にありえます。

インターネットやPC/スマホデバイス/会議ツールの発達によって、テレワークやリモートワークが一般的になりました。
世の中の多くのことがインターネット上で簡潔する時代になりつつあります。
その結果、仕事も、買い物もどこからでもできるようになっています。
こうなれば職場を選ばず、海外から日本の仕事をすることも可能です。
実際に、電通に努めている知り合いは、もうすでに4ヶ月会社に行っていないという人もいます。
今回は、日本人にとって海外移住しやすい国の条件・海外移住しやすい国ランキング・海外移住しやすい時代がすぐそこに来ている件について解説してみました。
もしあなたが、日本で仕事や人間関係に消耗していたり、人生を変えてみたいと思うのであれば日本を出て海外移住をすることも方法です。
また老後の生活を楽しく彩りたいシニア層にとっても、挑戦しやすい環境になっています。
とは言え、移住をしてみたいけど、という方もいると思います。
その場合には、移住をサポートしているサービスの利用もすることも方法のひとつです。
移住の準備と、移住後のいいスタートダッシュを切るのに役立つはずです。
当メディア運営元であるVia.Assistance(ヴィア アシスタンス)では、現地のローカルスタッフがあなたの移住生活に安心と楽しみを彩ります。