一時帰国は海外居住者にとって「帰ってきた!」と嬉しいビックイベント。そんな一時帰国での買い物、消費税が免税されるって知っていましたか?
駐在員、海外就職、海外移住、留学、ワーキングホリデーなどなど様々な理由で海外に長期滞在し非居住者となる人が多くなってきました。
そんな非居住者。
日本に一時帰国した際に、消費税を免税でお買い物ができるんです!消費税、0%ですよ!めちゃくちゃ大きいですよね!
ただし!
きちんと手続きをすることで一時帰国の際に免税になります(*^▽^*)実際のやり方はこの記事で紹介していきます!
これを忘れちゃったら後が大変。忘れずにやっておいてほしい2つのことをお伝えします。
最近普及して便利になっている自動化ゲート。これを使って帰国手続きをすると”帰国スタンプ”を押してもらえません。
すると、お買い物に行き免税手続きをする時がめちゃくちゃ大変!ことになります。
面倒ですが、自動化ゲートは使わずに入国審査を受けてスタンプを押してもらいましょう。
これもすごく重要!
免税店で免税の手続きをする際に必ず必要なのがパスポート。
パスポートがないままお買い物をして「免税してください」と言ってもこればっかりは無理。
一時帰国って結構短い期間なので常に持ち歩いてもいいくらいかも(´・ω・`)
これは表示抜けするくらい簡単です。
たったこれだけ。
「免税品は手荷物で持って行ってください」となっていますが、実際にチェックされるのはごくごく稀です。
もし液体物で預け入れ荷物になっていてたとしても、係の人に「預け入れ荷物です」と説明するとOKです。 日本酒やジュース、ワインなどの液体物、手荷物だったら没収ですし。゚(゚´Д`゚)゚。
日本への観光客の増加とともに、免税ができるお店がドッと増えました。2018年の調べでは4万4千以上の店舗が免税店として、消費税を免税してもらうことができます。
有名なお店で言うと、
Apple Store
ユニクロ
イオン
百貨店(高島屋・大丸・伊勢丹・SOGOなど)
JINS
眼鏡市場
3COINS
ヤマダ電機
ヨドバシカメラ
ビックカメラ
ドン・キホーテ
などなど!他にもたくさんあります。
もちろんできます!
免税店がどこにあるのか知りたい時に便利なのは
Japan.Tax Freeshopで調べる
「店舗の名前+免税」でキーワード検索する
の2つの方法。
日本の観光庁が提供しているこのサイト。英語で書かれていますが使い方はとっても簡単。良いサイトだと思います!

英語以外にも
中国語
韓国語
タイ語
に翻訳ができます。好みの言語でサイトを表示しましょう!残念ながら日本語表示はありません。でも、検索結果には日本語も出てくるのでご安心を!
サイトを下へスクロールしていくと、”Find Tax-Free Shops”という項目があります。
Locationをマップもしくは選択肢の中から選べます。選択肢は都道府県名です。
キロメートル表示は初期値のまま。
Keywordに好きなキーワドを入れれます。空白でもOK
Categoryはカテゴリーから好みのものを選べます。空白でもOK
例えば、今回は大阪で日本酒を検索してみます。

Location Osaka
Keyword Sake
Category 未選択
一番下のSearchをクリック

するとこんな風に大阪で日本酒を購入できるお店の情報がわかりやすく表示されます。地図も住所もでるので便利ですね!
この方法は本当に簡単!
GoogleやYahooなどの検索エンジンで
「〇〇 免税」
と検索するだけ!ピンポイントのお店で「このお店は免税かな?」という時にとっても便利です。
また、Japan.Tax Freeshopではまだ更新されていない店舗の情報も見つけることができます。

で調べてみると、Japan.Tax Freeshopではでてこなかった
関西国際空港の免税店情報
大阪のドン・キホーテ
などの情報がでてきました。
免税ができることがわかったことで実際にお買い物して免税になるか調査してみました。
今回、お買い物したお店はドン・キホーテ。
食料品、消耗品、生活用品、お酒、化粧品などなど何でも揃ってる!普段使うモノからお土産まで何でも買えるのでホント重宝しています。
海外からの旅行客も多く、夜の0時でも大勢の買い物客・観光客で溢れていました。
最近はタイにも店舗ができたらしいですよー。いいなー。
免税店で商品を購入する時にパスポートを提示
消費税0%の金額でレジでお会計をする
購入者誓約書にサインする
パスポートに購入記録票の貼り付けをしてもらう
パスポートと購入記録票との間に割印をしてもらう
日本出国時に税関で購入記録票を回収してもらう
免税店で商品を購入する(消費税8%のままの通常のお会計)
所定の免税カウンターに行く
購入品、ご本人パスポート(入国スタンプ必要)、レシートを提示
(クレジットカード決済の場合は利用したカードも提示)
購入者誓約書にサインする
支払った消費税額を現金、もしくはクレジットカードに払い戻ししてもらう
※カード決済の場合、手数料を差し引かれることも
パスポートに購入記録票の貼り付けをしてもらう
パスポートと購入記録票との間に割印をしてもらう
日本出国時に税関で購入記録票を回収してもらう
消費税が免税になるのは、免税となるモノと条件があります。
(一般物品)
免税対象品:家電、装飾品、時計、衣類、靴、鞄、雑貨,時計、宝飾品、民芸品など
免税対象額:1日1店舗あたりの合計購入額が5,401円以上(税込)
免税条件 :個人で消費するもの(販売用・事業用は免税対象外)
日本入国日から6ヶ月以内に日本国外へ未開封のまま持ち出すこと
(消耗品)
免税対象品:食品、果物、飲料、医薬品、化粧品、たばこなど
免税対象額:1日1店舗あたりの合計購入額が5,400円以上54万円まで(税込)
免税条件 :個人で消費するもの(販売用・事業用は免税対象外)
購入日から30日以内に日本国外へ未開封のまま持ち出すこと
※ 一般物品と消耗品を合算することはできません
引用元:Risvel
詳しくはこちらの記事の「免税にできる買い物。一般物品と消耗品。例えば」で解説しています。
ぜひぜひご参考にしてください♪