危険な自転車の運転に対する「青切符」による取り締まりについて、具体的な反則金の額が決まりました。来年4月1日から導入されます。  いわゆる「ながら運転」には、反則金1万2000円。2人乗りや並走運転をした場合は、反則金3000円です。  来年4月1日から反則金の支払いを求める青切符による取り締まりが導入されることが、17日に閣議決定されました。  主な違反行為の反則金は、ながら運転などのほかに、傘を差したり、イヤホンを着けて音楽を聞いたりしながら運転した場合は5000円、信号無視は6000円、逆走や歩道通行などの通行区分違反は6000円です。  危険な自転車運転に対する反則金。街の人はこう話します。  一方で、自転車の「歩道通行」にも6000円の反則金が科されることについては、戸惑いの声が上がっています。  自転車は車道の左側部分を通行するのが原則です。しかし、13歳未満や70歳以上が運転する場合や、道路標識で歩道を通行することができるとされている場合、車道の幅が狭いなど事故の危険を伴う場合などは、歩道も通行できるとされています。  青切符による取り締まりについては、歩道通行をしたすべての自転車ではなく、歩行者を立ち止まらせて通行を妨げるなど、悪質性や危険性が高い場合などが対象となります。 (「グッド!モーニング」2025年6月18日放送分より)