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「海外」を英語で言うとabroad?overseas?foreign?シーン別に表現方法や使い分けを徹底解説!
海外を英語で表現する場合はabroad、overseas、foreignの英単語を使います。
同じ海外の意味を持つ英単語ですが、実際はそれぞれにニュアンスの違いがあり、伝えたい内容によって使い分けをした方がいいこともあります。
本記事では、海外を意味する英語のニュアンスの違いと注意点、その他海外に関連して外国人についての表現方法についてご紹介します。
abroad、overseas、foreignは副詞、名詞、形容詞でそれぞれ海外を意味する英単語です。
foreignを使うときに注意すべき点についても解説します。
例えば、アメリカからみてカナダは陸続きの国であるため、overseasと言いません。この場合は、abroad(外国で)を使います。
overseasは海を超えた国を表すので、アメリカからみて日本はoverseasと言えます。
ただし、アメリカ英語では、カナダとメキシコ以外の外国は全て(陸続きでも)overseasと呼ぶこともあるようです。
意味合い的に「この国以外出身の人」、「よそ者」と言うようなニュアンスもあります。
そのため、話し相手が失礼な表現として受け取る可能性もあるのです。
internationalは形容詞で、国際的な、国家間の、海外の、を意味します。
internationalも海外についてのニュアンスがありますが、細かく分けると
それに対して
foreignはその国に所属していないことを意味するため、少し排他的に相手に受け止められる場合があるかもしれません。その時は、internationalを使用しましょう。
Ann ate various foods at food festival.
=Ann ate various foods atl festival.
アンは様々な食事を外国のフードフェスで食べました。
私たちは日本へ来日した他の国の出身者である人々を「外国人」と表現することがあります。
外国人は英語で、foreignerと言うことができます。しかし、この表現を使用することで、会話の相手を不快にさせてしまうこともあるため注意が必要です。
ここでは外国人に関する適切な英語表現について解説します。
foreignerは、名詞で外国人を意味します。
この表現の意味として、よそ者というニュアンスもあり、人によっては差別的な印象を感じている人もいる可能性があるため避けておくことも無難と言えます。
さらに、gaijinと言う英単語はありません。日本人も使うことのある外人という言葉ですが、こちらも適切な表現ではないですね。
外国人を意味する英単語は避けるべきとお話ししましたが、ではどのような表現をすべきなのか解説します。
他にも、
海外を意味する英語のabroad、overseas、foreignそれぞれの意味を理解して、海外を表すシーンごとに使い分けるようにしましょう。
abroad、overseasは海外の地域や国を指しますが、foreignは海外のものや性質を持ったものを表す時に使われます。
また、外国人について英語で表現する時には、表現としてあまり好まれない場合のあるforeignerを使うのではなく、国籍や出身地で表現する方が、お互いをより分かり合えたり、気持ち良い会話をすることができます。
海外にまつわる表現方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。