家族、友達と離れるのはもちろん辛いことです。   海外生活を始めたばかりだと気持ちがハイになっていたり、様々な準備でそれどころではなかったりもしますが、海外での生活に慣れてきてから急にホームシックになることもあります。   そうしてふとした時に寂しさを感じても、物理的な距離はもちろん時差の関係もあり、日本の人たちとはなかなかすぐに連絡がつかないこともあります。   スカイプ、メールを多用し、短くてもたわいのない内容でも、連絡を取ることが大切です。   日本にいたときは、そう頻繁に会わないし連絡も大して取ってなかったけれど、海外に出てきてから逆に連絡がマメになったというケースもよくあります。   離れているからこそその大切さに気づくこともあります。年に数回しか会えないからこそ、その時を楽しみにすることができます。   日本食は世界に誇れる日本の文化です。   日本食とひとくちにいっても寿司、会席や和菓子といった非日常の和食から、ラーメン、おでん、お好み焼きなどといった家庭の和食まで、日本ほど食の豊かな国は他にどれほどあるでしょうか。   海外でもその国なりの日本食を楽しむことはできますが、やはり日本でのレベルを期待することは難しいでしょう。   その国にはその国自慢の料理が必ずあります。観光客向けの店でなく、地元の人が行くお店を探してみましょう。   また和食を自分で作ることも考えてみませんか?   醤油や味噌、梅干し、海苔、昆布、鰹節、出汁など、日持ちのする日本ならではの食材を日本からまとめて買い込んでおけば、現地の食材でも意外と家庭の和食を楽しむことができます。   健康な時は何も気にならなくても、日本で生活をしていても突然事故に巻き込まれたり、体調を崩してしまうことはあります。そんな時に気になるのが医療面についてです。   買い物や移動など、普段のコミュニケーションは現地の言葉で大丈夫だとしても、病院でもそれが通じるでしょうか。 例えば夜中に急に病院に行きたくなった場合、どうしましょう。   国や地域によっては救急者は有料、それもかなり高額の場合もありますし、タクシーも日本ほど気軽に走っていないこともあります。   上記のような、いざという時に備えてまずは情報を集めておきましょう。   地域によっては日本語が通じる病院、通訳がいる病院、非英語圏でも英語が通じる病院など、様々なオプションがあります。   医療サービスが必要になって困る前に、自分にあったサービスが受けられる医療施設を調べておきましょう。備えあれば憂いなしです。