Q:韓国で払った金額は全てタックスリファンドの対象になる?   A:韓国外に持ち出す商品が対象で、交通費、食事代などのサービスは含まれていません。   Q:同じものを免税店で買う場合とどっちがお得?   A:同じものを買うなら免税店で買う方が、還付額が大きくなりお得な可能性が高いです。   「事後免税(Tax Free)」の免税対象が付加価値税、個人消費税のみであるのに対し、「事前免税(Duty Free)」では免税対象に付加価値税、個人消費税に加えて、関税、酒税、タバコ消費税も入るため、その分還付額が大きくなります。   Q:スーパーで購入した食料品も、タックスリファンドの対象になる?   A:韓国内では生鮮食品や米などは非課税品目となっており、それらを除いた加工食品などはタックスリファンドの対象となります。   「ロッテマート」や「emart」「ホームプラス」などの観光客の利用が多い地域の店舗では、案内デスクでタックスリファンドを受け付けている場合があります。店舗に直接お問い合わせください。   Q:同じお店で昨日と今日合わせて15,000ウォン以上購入。まとめた金額ではダメ?   A:日付が異なる場合はできません。ただし、同じ日に数回に分けて会計した場合は可能です。デパートなどでは専用カウンターへ行けば「リファンドチェック」を1枚にまとめて発行してくれます。   Q:タックスリファンドは本人以外でも手続きはできる?   A:できません。パスポートが必要なので本人のみ手続きが可能です。   Q:購入した商品をEMSで送りたい場合は、どうすればいい?   A:ソウル市内と空港、どちらで手続きを行なう場合でも、商品の韓国外への搬出を確認するために、原則として空港の税関にて未開封の商品を提示する必要があります。   ただし、EMSを利用する場合は、税関にて未開封の商品の代わりに、商品の名前や価格などが詳しく記載されたEMSの控えと送料レシート、商品購入レシートを提示することで、商品の搬出の確認とみなされ、払い戻し手続きを行なうことができます。   例えば「ロッテマート ソウル駅店」で商品購入後、パスポートを提示して「リファンドチェック」をもらった後、EMSで商品を送り、空港にて払い戻し手続きを行なうことが出来ます。   詳しくはご利用前に空港やリファンドカウンターに直接お問い合わせ下さい。   Q:手続きをせずに帰国してしまいました。もう手遅れ?   A:商品購入時に免税手続きを行なわず、「リファンドチェック」をもらわなかった場合は、その後の払い戻し手続きはできません。   空港で搬出申告を済ませ、 確認完了されるか、 搬出確認スタンプをもらっていれば、帰国後も手続きが可能です。「うっかり忘れて帰国したら?日本からの手続き」の項目を参照してください。   Q:在日韓国人です。韓国籍は対象外と言われてしまいました…   A:韓国滞在3ヶ月以内の、海外永住権を保持する韓国籍の人は「事後免税制度」の対象となります。   以前は「居住旅券(通称PR旅券)」の提示だけで韓国外に永住権を持つことが確認できました。しかし2017年11月に「居住旅券」制度は廃止。制度変更後に発行されたパスポートは「一般旅券」と統合され、それだけでは海外に永住権を持っているのか分からなくなりました。   そのためパスポートと共に永住権を持つことを証明するために居住国の外国人登録証や永住権カードの提示を求められる場合も。お店によって教育・周知状況が異なる場合もあるので利用時に確認が必要です。