海外向けに商品を販売したいと思ったとき、手軽に利用できるのがフリマサイトです。登録すればすぐに販売を開始できるのが魅力です。   今回は現役輸出プレイヤーであるゆうきが、海外向けフリマサイトや利用する際の注意点について解説します。   この記事を読むメリットは、以下の3つです。   利用しやすいフリマサイトや実際に海外で人気の商品についても解説するので、これから海外販売をスタートさせたい人は、ぜひ最後までお読みください。   なお、当ブログでは語りきれないeBay輸出で稼ぐコツを、ゆうきのメルマガにて詳しく解説しています。   クーリエ契約の方法をはじめ、記事動画100本以上の攻略ノウハウ、さらには売上管理&利益計算シートまで提供していますので、ぜひご登録ください。            日本から海外向けに商品を販売するなら、すでにあるフリマサイトやアプリを活用するとスムーズにスタートできます。   主なものは以下の8つです。   特徴をひとつずつ見ていきましょう。          海外に商品を売る方法としてもっとも有名なのが、世界最大級のマーケットプレイスと言われるeBay(イーベイ)です。   日本セラー向けの販売サポートが充実しており、日本語で問い合わせができるのも人気の理由の1つです。   初心者でも販売しやすいことや、海外から日本製品が高く評価されていることから、最初の販売先として利用しやすいでしょう。   eBayについて詳しくは「eBayとは世界最大級のマーケットプレイス!利用方法やメリット・デメリットを解説」の記事で解説しています。eBayを利用するメリットがわかるようになっているので、ぜひ参考にしてみてください。      海外販売なら、世界の主要国で高いシェア率を誇るAmazonもおすすめです。   売りたい商品をまとめてFBAに納品するだけで、面倒な出荷作業やカスタマー対応まですべてAmazonが代行してくれるので、手間がかかりません。   日本語にも完全対応しているので、語学力を気にせず販売できるのも魅力です。   できるだけ簡単な作業で海外販売をスタートしたい人や、充実したサポートが欲しい人にピッタリと言えるでしょう。   Amazonせどりについて詳しくは「Amazonせどりで儲からない原因7選!対処法やおすすめの商品も徹底解説」の記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。      アプリを使って日本から簡単に海外への販売を可能にしたのが、Ichi(イチ)です。   対応言語は24種類で、初心者には難しい海外発送もQRコードを表示させて郵便局で手続きするだけで完了できます。   国内のフリマと同じように手軽に海外販売できるため、個人がスタートさせるのに利用しやすいでしょう。      Pinkoi(ピンコイ)は会員数が625万人以上の、アジアで最大級となる海外通販サイトです。   日本のほかに台湾や中国、香港・タイに拠点があり日本語に対応しているため、苦労せずアジア向けに商品を販売できます。   ショップ開設費・商品登録費用が無料なため、費用を抑えてアジア向けに商品を販売したいときにおすすめです。      minne(ミンネ)はGMOグループが手がける国内最大級のハンドメイドマーケットですが、海外向けにも販売できる機能があります。   日本向けに販売しているだけで海外販売が始められるため、自分の商品を海外に向けて手間なく売りたい人におすすめです。   自社商品に限られることから転売向けではありませんが、リスクや負担を抑えて国内外に同時に販売できる画期的なサービスです。      Creema(クリーマ)は、国内で24万人のクリエイターが利用するハンドメイドマーケットです。   在庫がなくても販売できる点や、海外販売のための手間が不要な点が魅力的なサービスです。また、中国版Creemaがあるので中国に向けて商品を販売したい人にもおすすめです。   ハンドメイドの大規模イベントを開催しており、リアルでの集客も期待できます。主に中国やアジア向けに自社商品を発売したい人に向いているサイトと言えるでしょう。      Etsy(エッツィー)は、日本語に対応しているアメリカのハンドメイドマーケットです。   ハンドメイドマーケットとしては世界最大級で、世界中のアーティストが利用するサイトです。   現在日本から出品しているストアはすべて、システム変更前に出品していたものです。   日本から出品可能になる時期は発表されていないため、再開されるまでは他のプラットフォームを利用するのがおすすめです。   自社ECサイトの有無に関わらず海外販売ができるのが特徴で、ECサイトがない場合はSquare オンラインチェックアウトを使って国内外に販売できます。   商品ごとに決済リンクが作れる点や、ECサイトがなくても販売可能な点がメリットです。   費用を抑えながら簡単に海外へも販売できるため、Instagramをすでに利用している人やこれから展開する予定がある人におすすめの販売方法です。      海外への販売は、自社ネットショップを作ることでも実現できます。おすすめのプラットフォームは、以下の4つです。   詳しく見ていきましょう。      Shopify(ショッピファイ)は、世界中ほぼすべての国に対応しているオンラインストアのプラットフォームです。   詳しい知識がなくてもウェブストアが簡単に作成・運営でき、必要な機能を選んでカスタマイズできるのもポイントです。   多言語に対応し決済通貨も豊富なため、簡単にグローバル展開できます。自社ECショップの運営と海外向け販売を同時に始めたい人におすすめです。      BASE(ベイス)はアプリを入れることで、簡単にネットショップを作成できるサービスです。   お試しでショップ運営をスタートさせたい、海外販売を試してみたいという人におすすめで、Instagramとの連携も簡単に行えます。   商品が売れるまで費用がかからないため、お試し販売に利用してみるのもいいでしょう。      カラーミーショップは、日本で多くの企業が利用しているネットショップ構築サービスです。   海外向けの発送も代行してくれるため、自サイトながら海外販売にありがちなトラブルの心配を一切せずに販路を広げられます。   自社サイトで本格的に海外販売をスタートさせたい人や、専門のスタッフを雇う余裕のない人にもおすすめです。      STORES.jp(ストアーズ)は、海外向けのネットショップを無料でスタートさせられるサービスです。   無料でも豊富な決済システムを利用できるため、海外からの要望に応えやすいのもメリットです。   普段は日本語ストアを維持しつつ、顧客からの要望があったときのみ英語での対応にする、というスタイルも利用できます。   自社の状況に合わせて柔軟に使いたい人に向いています。      海外向けに日本の商品を売るなら、以下の3つがおすすめです。   おすすめの理由や、具体的な商品を紹介していきます。   日本のアニメグッズは海外でも人気が高く、マーケットで高値で取引されている商品のひとつです。   また、商品数が多く初心者でも利益が出る商品を見つけやすいのも魅力と言えます。   日本限定で発売されているものに注目するなど、アニメグッズの中でもさらに分野を絞ることで、売れる商品が見つかるでしょう。   伝統工芸品も、海外で人気がある商品の1つです。   日本の伝統工芸品は種類も豊富で、高価な物から手軽に購入できる価格帯の物まで、さまざまです。   新しいものだけでなく古いもの(アンティーク)も人気があり、1点ものも多く取り扱われています。   専門知識が必要なものや希少価値が高いものは高値で売れるため、まずはリサーチしてみるといいでしょう。   日本のカードゲームやビデオゲームは、海外で高い評価を受けており、需要の高い商品のひとつです。   また、Nintendo SwitchやPlay Station 5などの新しいゲームだけでなく、スーパーファミコンなどのレトロゲームも人気があります。   eBayだけで年間6億円以上もの商品が取引されているため、これから海外販売をスタートする人でもチャレンジしやすいカテゴリーと言えるでしょう。      日本から海外向けに商品を売るときの注意点は、以下の3つです。   順番に説明していきます。   日本から輸出できないものや相手国が輸入を禁じているものなど、輸出入禁止商品に注意が必要です。   また、海外で販売する商品には関税が発生する物があります。   関税の支払い義務は購入者にあるため、事前に周知しておかないとトラブルにつながりかねません。   購入者にわかりやすいように商品ページに記載しておく、取引前に案内するなどの配慮が必要です。   関税について詳しくは「eBay輸出で関税のクレームが来たときの3つの対応方法と予防対策!例文や評価の削除方法も解説」の記事で解説しています。実際に起こり得るクレームの事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。   海外向けの荷物は破損や紛失などが多く、トラブルになりやすいことを理解しておきましょう。   海外では日本ほど丁寧に荷物を扱ってくれないため、日本と同じような感覚で荷物を送ってはいけません。   また、事前にトラブル時の対策をまとめておくことで、万が一のときにも迅速に対応できるようになります。   海外販売でもっとも頭を悩ませるのが、外国語での対応が必要になることです。   外国語での対応が心配な人は、日本語に対応しているサイトやアプリを使うのがおすすめです。   また、顧客対応の際は翻訳ツールをうまく使うなどして、円滑にやり取りすることも大切です。   トラブルをできる限り避けるためにも、顧客対応は丁寧に行い、問い合わせなどには迅速に対応するようにしましょう。   おすすめの翻訳ツールについては「【時短】eBay輸出は翻訳サイトを活用しよう!導入方法や利用するときのコツも紹介」の記事で詳しく解説しています。eBay輸出に限らず、海外に商品を販売する人であれば誰でも役に立つ内容となっているので、ぜひ参考にしてみてください。      海外への販売に対応しているフリマアプリやプラットフォームはいくつかありますが、その中でもとくにeBayがおすすめです。   eBayを使った個人輸出の始め方は「eBayで転売を始めよう!おすすめのジャンルや始め方・儲からないときの対処法も解説」の記事で、リサーチから発送まで詳しく解説しています。安定して稼ぐ方法もわかるようになるので、ぜひ参考にして海外販売を始めてみてください。