いまや“億超え”が当たり前!? 日本車を代表するスーパーカーが海外オークションで落札 14年前の「白いLFA」とは
LFAは2009年の東京モーターショーで市販型が披露され、2010年から500台限定でデリバリーがおこなわれました。
アルミサブフレームとCFRPモノコックを組み合わせた軽量構造により、車重は1480kgに抑えられています。また9000rpmまで瞬時に吹け上がる4.8リッターV10自然吸気エンジンを心臓部に抱え、0-100km/h加速は3.7秒、最高速度は325km/hという数値を実現しています。
4代目トヨタ「スープラ」などがターボ化へ進んでいた当時、LFAは自然吸気で高回転型のユニットを採用して存在感を放ちました。
シリーズのフラッグシップである「F」モデルとして、エンジンからサウンドチューニングまで全工程をヤマハと共同開発した経緯が知られています。
今回落札された個体は製造番号52番。外装色はホワイトストホワイト、内装は白ステッチ入りの赤黒レザーとカーボントリムの組み合わせです。
20インチYスポーク鍛造ホイールにはブリヂストンポテンザとカーボンセラミックブレーキ、その上にイエローキャリパーを装着。定番装備のマークレビンソン製オーディオや可変ドライブモードも備わりました。
走行距離は1万3709kmと少なく、2024年5月に東京のレクサスサービスセンターで1万3505km時の整備記録があります。エクステリアに大きな傷は見当たらず、シートサイドの軽微な擦れ程度のようです。