俳優で元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー(77)が17日、米ABCテレビのトーク番組「ザ・ビュー」にゲスト出演し、「移民は米国でお客さんとして振る舞う責任がある」と述べて物議を醸している。 移民政策に反対する抗議活動を鎮圧するためトランプ米大統領が州兵を派遣したことに関し、自身が州知事だったらどうするか問われたシュワルツェネッガーは、移民の責任として「合法的に行動し、お客さんとして振る舞うべきだ」と持論を展開した。 続けて「米国で違法行為をしている人たち、つまり外国人だが、賢くない。なぜなら、米国に来たらお客さんであり、お客さんとして振る舞わなければならいからだ。私が誰かの家に行く時、お客としてできる限りのことをする。清潔を保ち、ベッドを整える。犯罪を犯したり、暴力を振るったりするのではなく、正しいことをすべて行う」、「移民として米国に恩返しをし、無償で地域社会のために何かをする責任がある。放課後プログラムやスペシャルオリンピックなど、どんなことでも貢献し、この場所をよりよい場所にしましょう」などと話し、司会者たちの反感を買った。