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海外旅行におすすめの年会費無料クレジットカード【手数料注意】
2025年3月頃から、さまざまなクレジットカード会社が、海外でクレジットカードを使った際の事務手数料値上げに踏み切りました。
現地通貨への両替手数料に比べたらまだ安いですが、使うクレジットカードを間違えると倍以上の手数料を取られることになります。
また、旅行傷害保険の条件を見直すクレジットカード会社も増えています。
クレジットカードには、旅行傷害保険が付いていることが多いです。
自動付帯は、カードを持っているだけで補償対象になりますが、利用付帯はそのクレジットカードをある条件下で利用した場合のみ補償対象となります。
クレジットカードによって異なりますが、旅行のための国内公共交通機関(空港までの電車、バスなど)の支払い、航空券の支払い、パックツアーの支払いなど、どれか1つを満たせば、その旅行期間が対象となります。
クレジットカード会社によって条件が異なりますし、補償額も異なるので、旅行前に必ずチェックするようにしてください。
実は、私は今年の初めに、家族でタイへ行ったのですが、その際の航空券を楽天ゴールドカードで支払ったので安心していたんです。
ところが、いつの間にか、楽天カードの海外旅行補償利用付帯条件が変更になっていて、となっていたんです!
うちは未成年の子供がいることと、無料のクレジットカードの補償だけでは不安なので、損害保険会社のファミリータイプの海外旅行保険に別途入ってはいましたが、それでも追加で安心が欲しかったのに!
海外での買物で、クレジットカードを利用すると、請求時にわずかですが事務手数料を取られます(日本円を現地通貨に両替するときに払う手数料よりは安い)。
2025年3月から楽天カードでは、手数料が2.20%から、PayPayカードでは、することになりました(PayPayカードJCBは手数料1.60%だったのに!)。
VISA
Master card
JCB
楽天カード
3.63%
3.63%
3.63%
PayPayカード
3.85%
3.85%
3.85%
イオンカード
1.60%
1.60%
1.60%
リクルートカード
3.85%
3.85%
1.60%
海外ショッピング事務手数料
※2025.6現在
つまり、海外で30万円の買物をした場合にかかる事務手数料は、
VISA
Master card
JCB
楽天カード
10,890円
10,890円
10,890円
PayPayカード
11,550円
11,550円
11,550円
イオンカード
4,800円
4,800円
4,800円
リクルートカード
11,550円
11,550円
4,800円
さらに、その際にカードショッピングで貰えるポイントは以下の通りです。
楽天カード(海外利用なので半分の還元率0.5%):最大1,500ポイント
イオンカード(還元率0.5%):最大1,500ポイント
PayPayカード(還元率1.0%):最大3,000ポイント
リクルートカード(還元率1.2%):3,600ポイント
リクルートカードは、リクルート系列(じゃらん・ホットペッパーなど)のカードです。
年会費無料
国際ブランド:JCB、VISA、Mastercard
ポイント還元率:1.2%
貯まるポイント:リクルートポイント
国内旅行傷害保険:最高1,000万円・海外最高2,000万円
※どちらも利用付帯
ショッピング保険:年間200万円
期間限定キャンペーン中
【リクルートカード】
イオンカードは、イオン系列(イオンモール、ダイエー、マックスバリュなど)でお得に使えるカードです。
年会費無料
国際ブランド:JCB、VISA、Mastercard
ポイント還元率:0.5%
貯まるポイント:WAON POINT
旅行傷害保険:なし
ショッピングセーフティ保険:年間50万円
イオンカードは、旅行傷害保険が付帯していませんし、そもそものポイント還元率が0.5%と低いのでメインで使うのはオススメしません。
とはいえ、
イオンカード
(WAON一体型)
※一度ランクアップするとその後利用があまりなくても滞納しない限りずっとゴールドカードです
イオンゴールドカードも年会費無料ですし、ポイント還元率は0.5%と何も変わらないと思いきや、
海外旅行傷害保険:最高5,000万円
※利用付帯
国内旅行傷害保険:最高3,000万円
※利用付帯
ショッピングセーフティ保険:年間300万円
と、補償が付くようになります。
年会費無料で比較的簡単な条件で持てるゴールドカードですので、狙ってみるのもオススメです。